先日の精神科病院の案件から、現在勤務している病院もかなりピリピリとしている。
医療安全委員会や行動制限最小化委員会や管理者より、日々職員へ色々と課題が舞い込んでくる。
2016年に石川県野々市市の精神科病院での身体拘束後の死亡事故の事例。
同じ精神科看護の現場で勤務する者として、とても辛くなった。
以前勤めた精神科病院でも、行動制限として信じられない光景を目にしてきた。
「辞めていなかったら私自身が病んでいたんじゃないか」と、本当に怖くなる。
しかし、そう感じない職員もいるからもっと怖くなる。
本当に精神科看護は、遅れている。こんなに人権に慎重にならなければならない現場なのに、何年も何年も同じ事のくりかえしだ。
すでに個人の問題ではない。
精神科看護師として、迷いのない看護を責任を持ってできる環境を提供してほしい。