50歳ナース〜hungry for〜

今があるから、未来があることをモットーに。石橋は渡ってみなけりゃわからない。

モチベーションを上げるアイテム

一昨年、群馬から神奈川へ色々と事情あり引越しをした。当然、転職もついてきた。

転居当初に転職した病院では、やりがいがなくモチベーションも上がらず、いやいや仕事に行っていた。そんな中で、何とかモチベーションが上がらないか考えた結果、衝動買いのようにAppleWatchを購入した。

購入したきっかけは、毎日のストレスコーピングに音楽を聴きながらウォーキングをしていたのだが、いちいちiPhoneを持ち歩くのが面倒だったからだ。AppleWatchにすれば、持ち歩く必要がなくなる。

ほかにも買って良かったと思う事もある。仕事中のタイマーセットだ。「ちょっとまっててね」と患者さんにお願いする事がよくあるが、その時は、5分後にタイマーをセットする。時間で施行しなくてはならない点滴や内服もタイマーセットする。振動で時間を教えてくれる。計算機で点滴の速さを計算機する。頼まれた事を忘れないですんだり、行わなくてはならない業務を忘れないですむ。

どこかに置き忘れたiPhoneの在処もわかるので、iPhoneを忘れて仕事に出る事もなくなり、カバンの奥に入り込んでしまった時もすぐに見つけられる。

Pay払い、SuicaもAppleWatchだけあれば、支払いが可能だ。

仕事でも、私生活でも本当に無くてはならないアイテムとなっている。

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精神科看護師の名札

名札と言えば、ネックストラップ式の首から吊り下げるような物が一般的だろう。

しかし、精神科看護の現場では、胸ポケットにつけるホルダークリップ式のものを使う。

 

どうして?と不思議に思うだろう。

 

私も精神科看護に携わるまで知らなかった。

患者さんと看護者の安全を守るためだ。単刀直入に表現するのは、この場では避けておこう。

患者さんの危機的レベルによっては、胸元の名札もボールペン、ライトもろもろは全てナースステーションに置いて、患者さんと接する事もよくあることだ。

患者さんの安全はもちろんの事、自身の安全も守りながら仕事をしている。

 

 

 

ナースウェア

看護師=白衣の天使

と、昔からよく言われている。現実的には、天使ではなく人間だ。世間一般からは、天使でなければならないとバイアスをかけられているのが現実で辛いところだ。

 

最近はナースウェアも色も形も自由な職場が増えている。ウェアは白でなくてもいい。

何で白なのかと言うと、汚れがよくわかり、清潔を保つ為に、昔は【白】と決まっていたのだろう。今は、一回着たら、職場のクリーニングに出すので、清潔に決まっているので、【白】にこだわる必要がなくなった。

私はプーさんがポケットから顔を出したウェアを着ている。

「プーさん顔出してるね」

患者さんとの話の中で、そのプーさんが話題となり、患者さんを癒し、私も癒される会話もよくある。こんな小さなポケットのキャラクターが、患者さんとの会話の入り口になる事も多々ある。

ポケットのプーさんに感謝だ。

ウェアを通して、天使ではなく、個性のある人間として看護師を評価してもらえると助かる。

今度はどんなキャクターの白衣をチョイスしようか迷っている。

 

 

 

 

課題の分離〜アドラー心理学〜

 今日、新人看護師にアドラーって何ですか?

と聞かれた。

 三代心理学者の一人であることを伝えたが、ピンときていない様子。精神科看護師が知らないのかぁ⤵️とちょっと残念になったが、まだまだ若い世代の新人には、たどり着けない分野なんだろうか。

 人間関係の闇にでも入らなければ、アドラー心理学など興味も湧かないのであろう。

アドラー心理学は、私にとっては、人生を生きるのに必要不可欠な思考だった。特に「課題の分離」に関しては、職場の人間関係、子育てに多いに活躍した。他人はそれほど私をみてはいない。他人の評価を気にする事もしなくなった。

 子育てでは、子どもたちを一人の個として接し、勉強するもしないも彼らの彼女らの決断と考えた。そして決断した事に関しては、応援した。アドラー心理学のお陰様で、勉強も自主的にして、自分たちの進みたい道を進んでいる。

 

 自分らしく生きる事のヒントになるに違いない、このアドラー心理学をぜひ、若い新人看護師に学んでもらいたいと思った。

 

 

 

 

 

 

技術とスキル

看護の世界では、コミュニケーションは技術である。注射や点滴、体位変換、オムツ交換などと同じ看護技術と同じ、プロにおける技術なのだ。

技術は知識。より良いコミュニケーションを行うために

そして、知識を使いこなすのがスキルなのだ。要するに、スキルは腕前なのだ。

精神科実習に来る学生さん達は、

【傾聴、共感、受容というコミュニケーションの技術を学び、信頼関係が出来た】

と、記録に書いてくるのがお決まりだ。

より良いコミュニケーションの為の学習は充分なのか?

学習していないのに、腕前は試せない。スキルは無いのに、信頼関係が出来るのか?

精神看護は、ざっくりと言うと患者さんの話を聞く事が仕事だ。コミュニケーションスキルをためさらる現場なのだ。

学生さん達には、スキルを上げる為に、もっとコミュニケーション技術を学んで欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

z世代の若者への褒め方

この歳、オトナ世代になると、現状は褒められる事も指摘される事もなかなかない。たまに何か指摘される時は、ありがたいと思うように心掛けている。

オトナ世代は、新人時代、看護の世界も理論より体で覚える質量が多かったように思う。聞いても怒られる、聞かなくても怒られる。そんな時代を通り過ぎてきた。

看護学生が実習に来ている。ありがたい事に、実習指導者として指導をさせてもらっている。

z世代の学生達。叱られる事には慣れていない事は理解できる。やんわりと指導しないと、豆腐のようなメンタルに影響を及ぼしても困る。

褒められて育った学生さん達、褒められても喜ぶのかなぁ‥‥。大袈裟に褒めても、違和感が漂う。

z世代の若者が、喜ぶ褒め方はいつも悩みの種だ。むずいなぁ。

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ありがとう

「すみません」

誰かに手伝ってもらったりすると良く使う。

手伝ってもらったんだから、感謝の気持ちを伝えるのが正論なんだろう。あえて自分を蔑む必要はない。

「すみません」を「ありがとう」に変える。

 

欲を言えば

「ありがとう」の後に「○○さんのおかげで」をつけたら、120点なんだろう。

人間関係を良好に保つ為の必殺技だ。