日本の精神科病床は、他国とは反対に増やし続けて来た。世界の精神科病床の総数の1/5のベットが日本存在しているらしい。こんなにも、病床数を抱えているにも関わらず、医療従事者の中でも、なかなか、話題は少ない。
精神科特の治療として、閉鎖病棟、保護室、隔離、身体拘束と言う行動制限がある。そのため、精神科での治療は、閉鎖的になりやすい。
私は、あまりコロナ禍による影響は感じていない。精神科病院は、昔から閉鎖的な環境のように思う。
八王子の精神科病院での出来事は、氷山の一角のように感じるのは、私だけでは無いように思う。
もっと、開かれた治療環境を考える必要がある。
ボランティアが、患者さんのお話を聞いてくれるようなシステム。
行動制限最小化委員会では、第三者の介入など、行動制限をしなくても良い環境づくりも必要では無いだろうか。