50歳ナース〜hungry for〜

今があるから、未来があることをモットーに。石橋は渡ってみなけりゃわからない。

虐待.不適切なケア

先日の精神科病院の案件から、現在勤務している病院もかなりピリピリとしている。

医療安全委員会や行動制限最小化委員会や管理者より、日々職員へ色々と課題が舞い込んでくる。

 

2016年に石川県野々市市精神科病院での身体拘束後の死亡事故の事例。

 

同じ精神科看護の現場で勤務する者として、とても辛くなった。

以前勤めた精神科病院でも、行動制限として信じられない光景を目にしてきた。

「辞めていなかったら私自身が病んでいたんじゃないか」と、本当に怖くなる。

しかし、そう感じない職員もいるからもっと怖くなる。

本当に精神科看護は、遅れている。こんなに人権に慎重にならなければならない現場なのに、何年も何年も同じ事のくりかえしだ。

すでに個人の問題ではない。

精神科看護師として、迷いのない看護を責任を持ってできる環境を提供してほしい。