ナラティブという言葉を聞いたことがありますか?最近ではナラティブマーケティングやナラティブアプローチなんていう言葉が良く聞かれるかと思う。
看護でのナラティブは
『臨床での出来事やその場面を一人称の物語風に記述したもの』
先日、職場でナラティブ発表会が開催された。
自分自身の看護観や人生観を出来事を通して、原稿を作った。原稿を書くにあたって、50年も生きていて、25年も看護の仕事をしていると、沢山の出来事があるように感じるが、すっかりと忘れている。患者さんとのエピソードもこれと言って思い出せず、さて‥。と悩んでしまった。
なぜ、この仕事をしているのか?と考えると、3人のレンガ職人の話を思い出す。
これしかできないから、看護の仕事をしている。いやいや、そうじゃない。誰かの為にたちたいからこの仕事をしているのだ。精神疾患を患っていても、一度の人生。悔いなく生きて欲しい思う。
そして、ナラティブを語る事で、これからの自分自身の課題や、まだやり残している事にも気づかされた。